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2014-08-01

【MR・大手前・みらい通信】 いま相続税が注目を浴びています![vol.53]

【MR・大手前・みらい通信】
いま相続税が注目を浴びています![vol.53]
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〜_…_〜_…_〜_…_〜_…_〜_…_〜_…_〜 2014.08.01

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-CONTENTS-

◇【税務】いま相続税が注目を浴びています!
◇【経営】会社法改正が可決成立
◇ 編集後記

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【税務】いま相続税が注目を浴びています!
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すでにご存じの方も多いと思いますが、平成27年1月から相続税が課税強化さ
れます。

相続財産のうち税金がかからない基礎控除の部分が4割縮小されることが大き
な改正点です。
現行の基礎控除「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」が「3,000万円+
600万円×法定相続人の数」となります。

たとえば3人家族で法定相続人が2人(妻、子供1人)の場合、これまでは基
礎控除額が7,000万円なのに対し、改正後は4,200万円となり控除額が2,800万
円減少することになります。

さらに留意すべきなのは、近い時期にやってくる二次相続です。
法定相続人が1人(子供1人)となるため、相続財産は増えても基礎控除額は
3,600万円までとなります。

当初の政府見解では相続税の課税対象となる割合は、改正前の4.1%から6%
まで増加すると試算されていました。しかし、近年の不動産価格や株式市場の
持ち直しにより、相続財産は増加傾向にあり都市圏を中心に相続税を負担する
世帯がさらに増えると見込まれています。
日本の家計資産は1,600兆円に達しており、その6割は世帯主が60歳以上の家
計が保有しているといわれています。

資産の有効活用をすすめるため、相続時精算課税制度(控除額2,500万円)や
教育資金の一括贈与(限度額1,500万円)、さらには生前贈与制度(年間110万
円非課税)など、資産の世代間移転を促す制度は着実に増えています。

実際、平成25年4月から3年間の措置として導入された教育資金の一括贈与制
度は当初の利用予定見込みの3倍を上回る利用実績となっております。そして
政府は、この結果を受けて平成27年末までの期限を延長する検討を始めていま
す。

信託協会の相続に関する意識調査(平成26年7月)によると、40歳以上の既婚、
子供ありの世代を対象にしたアンケート結果では、相続を受ける可能性のある
人は4割強に上っており、相続対策の必要性を感じている人が5割強、一方、
相続財産を残す立場のある人で、具体的な相続対策を行っている人は1割未満
となっております。ナイーブな問題であるだけに、対策が進んでいない現実が
浮かび上がってきます。

8月に入り、お盆で帰省される方も多いと思います。
他人事ではない相続について、悲しい争族とならないように、家族で話合う場
を持ちたいものですね。

当方では、相続のご相談を無料(初回)でさせていただいております。
相続税がかかるかどうか分からないという方もお気軽にご連絡ください。

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【経営】会社法改正が可決成立
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平成26年6月20日に「会社法の一部を改正する法律案」が参議院で可決成立しま
した。施行日は公布日から1年6カ月以内の政令で定める日とされていますが、
平成27年4月1日より施行になることが有力視されています。

今回の改正は、オリンパスの粉飾決算事件などの大企業の不祥事が相次いだこ
ともあり、社外取締役に関する規定を始めとする企業統治関連、企業集団関連、
その他多岐にわたる項目について改正を行ったものです。

改正法案の主な改正項目は次のとおりです。

(1)企業統治関連
・社外取締役を置くことが相当でない理由の開示
・社外取締役・社外監査役の要件の見直し
・監査等委員会設置会社制度の創設
・会計監査人の選任等に関する議案の内容の決定
(2)親子会社等関連
・企業集団の業務の適正を確保するために必要な体制の整備
・多重代表訴訟制度の創設
・親会社による子会社の株式等の譲渡のための株主総会特別決議
(3)M&A、組織再編等関連
・支配株主の異動を伴う募集株式の発行等に係る規制
・全部取得条項付種類株式の取得に関する規律の見直し
・特別支配株主の株式等売渡請求制度の創設
・株式の併合により端株となる株式の買取請求
・株式買取請求があった場合における価格決定前の支払制度の創設
・詐害的な会社分割等における債権者の保護
(4)その他
・新株予約権無償割当に関する割当通知
・株主名簿等の閲覧請求の拒絶自由の見直し
・監査役の監査の範囲に関する登記

上記のうち、中小企業にも影響がありそうな監査役の範囲に関する登記につい
ては、会社法改正後の監査役の就任または退任時に登記しなければ、登記懈怠
による過料が発生する可能性がありますので留意する必要があります。

参考URL
法務省 会社法の一部を改正する法律案
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00151.html

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編集後記
先日、滋賀県の信楽にある陶芸教室に行ってきました。
粘土の感触は幼い頃の懐かしい記憶を思い出させ、また、作品作りに集中
することで日常を忘れ無心にもなれました。
今回は手捻りで茶碗をつくりましたが、次は電動ろくろで花瓶にチャレンジ
したいと思います。
(尾崎)
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